皆様こんにちは!
今回のテーマは車に使用されている様々なオイルについてです。
クルマにはエンジンオイル、ブレーキオイル、オートマチックオイル、ミッションオイル、デフオイル等が使用されています。
これらがどういう役割を果たしているかをご説明したいと思います!
その1.エンジンオイル
クルマのエンジン部に使用するオイルです。
役割は潤滑、密封、冷却、洗浄、防錆。
エンジン内部の焼き付けやパワーロスを防ぎ、汚れや錆の防止です。
種類はガソリンエンジンオイルとディーゼルエンジンオイルに分かれ、基本性能はほぼ同じで、ディーゼルエンジンオイルはアルカリ分が添加剤として多く入っており、エンジン内部の酸の発生を防ぎます。
ディーゼルエンジンオイルをガソリン車に使用しても問題ないですが、ガソリンエンジンオイルをディーゼル車に入れると添加剤の観点からおすすめできません。
又、エンジンオイルは使用せずとも空気に触れて酸化します。
一般的な交換目安は3000~5000キロの間です。
当社もオイルを交換した際に次回交換の距離数を書いたステッカーを運転席右側付近貼ります。
エンジンオイルにも値段が高い物や安い物、省燃費用やレーシング用等があり、クルマのエンジン並びに用途によって使用するエンジンオイルも変わってきます。
なので当社メカニックにご相談ください。
その2.ブレーキオイル
ブレーキフルードとも呼ばれ、重量1000キロ前後あるクルマを止める重要な役割を果たします。
ブレーキフルードはブレーキペダルを踏み込んだ力をブレーキパッドに伝え、ブレーキを踏む、ブレーキフルードに圧力がかかりキャリパーピストンと呼ばれるブレーキの部品が押され、ブレーキパッドが押される、ブレーキディスクと呼ばれるタイヤと一緒にくるくる回る部品が押されブレーキが効いて止まる、という仕組みです。
ブレーキの摩擦によって発生する熱はブレーキディスクとブレーキパッド、そしてブレーキフルードに伝わり、気泡が出来ます。
気泡が出来ると力が伝わりにくくなり、最悪はブレーキが効かなくなります。
ブレーキフルードは水分を吸収しやすい性質を持っているので、定期的な交換が必要です。
当社では車検ごとに交換する事を推奨してます。
ここではエンジンオイルとブレーキフルードについて書きましたがそれ以外のオイル類についてはまた次回に述べたいと思います。自動車電気テスター